住宅ローン 払えない 無料相談|がんで入院

住宅ローン 払えない 無料相談|がんで入院

夫ががんになり入院してしまい入院費用が毎月10万以上掛かるため住宅ローンが払えない状態になりました。
まだ、滞納していませんが滞納するのも時間の問題です。

フラット35で融資を受けていて団信に加入していませんでした。

預金もありません。
住宅ローンは1000万円以上残っています

市役所に相談したところ、任意売却で売却し残った残債は自己破産で整理し、生活保護の申請するよう勧められましたが迷ってます。

銀行に相談をしたら、住宅ローンをチャラにして貰えたりするのでしょうか?

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ファイナンシャルプランナー からの回答|住宅ローン 払えない 無料相談|がんで入院

先ずはご相談内容に入る前に団体信用生命保険(団信)について

民間金融機関のローンを利用する場合は、団体信用生命保険(団信)の加入が基本的に義務づけられています。

フラット35を利用する場合、住宅金融支援機構では団信への加入を推奨しているが、団信に加入しなくても融資を受けることができる。(団信への加入は任意)

住宅金融支援機構は、平成19年4月から「3大疾病保障付機構団体信用生命保険」の取扱いを開始しました。

フラット35に付帯している団体信用生命保険(死亡・高度障害状態を保障)の保障内容を更に充実させ、新たに3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)も保障する商品であり、任意に加入できます。(保険料は有料)

死亡・高度障害状態に加え、がんと診断された場合、急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上所定の状態が継続したと診断された場合に、保険金が支払われ、残債務を弁済するものです。

保険料は掛かりますが万一のときのことを考えると団信への加入をおすすめします。

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銀行に相談すれば月々の支払額を減額してくれる等の対応(リスケジュール)をしてくれる場合がありますが支払い期間も長くなり、トータルの総支払額は逆に増えることになります。(チャラになることなどありません)

収入が途絶え住宅ローンを支払える目処がなければ、リスケジュールしても住宅ローン破綻破産を先延ばししているだけで根本的な解決にはなりませんし、益々状況が悪化します。
いつかは自宅を差し押さえられ競売に掛けられることになります。

競売で処分するより任意売却がおすすめです。
住宅金融支援機構では以下のような理由で任意売却を推奨しています。

○任意売却は通常の不動産取引として売買されるため、競売より高値で売却できることが多く、負債の縮減につながる。

○任意売却の場合、売却代金から引越し費用が貰える場合がある。

○延滞損害金減額の相談に応じられる場合がある。

○競売と比較すると、自宅の引渡時期についての調整がしやすく、自宅退去後の生活設計が立てやすくなる。

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以下、住宅金融支援機構のHPより

任意売却をお勧めする理由

1.通常の不動産取引として売買されるため、一般的に競売より高値で売却できることが期待され、お客さまの負債の縮減につながります。

2.任意売却パンフレットに定める手続にご協力いただける場合、お客さまの状況により売却代金から転居費用の一部を控除してお渡しできる場合があり、また、お客さまの残債務の状況等により延滞損害金減額のご相談に応じられる場合があります。

3.裁判所による手続である競売と比べると、ご自宅の引渡時期についての調整がしやすく、ご自宅退去後の生活設計が立てやすくなります。

住宅金融支援機構|フラット35融資物件の任意売却(ご返済の継続が困難となった場合)

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読者からの回答

○市役所に相談したら、任意売却で売却し残った残債は自己破産で整理し、生活保護の申請するよう勧めらたとのことですが優しい役所ですね。
普通はそこまで親切に相談に乗ってくれません。

○住宅ローンがチャラになるはずがないでしょう。
競売になるくらいなら任意売却のほうが良いでしょう。
任意売却のほうが高く売れるので残債が圧縮できるというメリットがあります。

○こういうことがあるので団信は入るべきです。

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