住宅ローンが払えなくなった住宅ローン滞納したらどうなる？

マイホーム購入は人生でも最も重要で高価な買い物。
数千万円もの金額を、金融機関から借りることになる。
返済期間は多くの場合、20～30年の長期に渡る。

仕事が順調で病気もなく人生が順風満帆なら返済も順調に進む。
しかし、返済期間中に、失業したり、病気になったりで家計に問題が起こり、住宅ローンが払えなくなる、住宅ローンを滞納しなければいけなくなる可能性は誰にでもある。

住宅ローンを支払えなくなったら、住宅ローンを滞納したらどうなるのだろうか？

住宅ローンの支払いが一度でも遅れたら、滞納したら金融機関から督促の連絡が入る。最初は電話の場合が多く、その後、書面でも督促される。

一度の滞納なら期日までに支払えば大きな問題にはならない。
一度なら信用情報機関に登録されるブラックリストに載ることもない。

指定期間に払わないと延滞となり、優遇金利が適用されなくなるなどの措置がとられる。毎月の返済額が増えるなどデメリットが大きい。

返済が一定期間滞り滞納が継続されると事故情報として信用情報機関に登録される、他の金融機関からも、貴方が他の金融機関で住宅ローンを滞納しているのが分かる。俗にブラックリストとも呼ばれる。

更に滞納が続くと、催告状、督促状が届く
それでも滞納が続けばローンを返せる見込みがないと判断され、保証会社が住宅ローンの残債を一括返済する。これを代位弁済と呼ぶ。

保証会社が住宅ローンを代位弁済すると、債権者は保証会社に移るので、保証会社に住宅ローンを返済することになる。

保証会社からは残りの債務全額を一括で返済することが求められる。
ここまで事態が悪化してしまうと手段は住宅の売却くらいしかなくなってしまう。

自宅を売却するにしても方法は大きく分けて以下の2通りある

任意売却
債権者との合意に基づき、住宅を売却する
競売と比べ高く売却できるケースが多く、債権者、債務者双方にメリットが大きい

競売
保証会社が裁判所に申し立て、裁判所が住宅を売却
競売は市場価格よりも安く売却されてしまうことが多く、住宅ローンの残債が多くなる最悪の選択といえる

住宅ローンが払えなくなった住宅ローン滞納になったら、競売となる前に専門化に相談するのが得策だ