住宅ローン 払えない 住宅ローン 滞納|不動産融資がバブル期上回る
銀行、信用金庫の不動産向け融資が急増
2016年4~6月期の新規貸出額は前年同期比22%増、3兆1271億
バブル期の1989年に記録した2兆7679億を27年ぶりに更新
東京圏では不動産価格の上昇傾向が強まっている
日銀が2016年2月にマイナス金利政策を導入したことで、運用難に陥った資金が不動産市場に流入していることが大きな原因
マイナス金利政策の影響で借入金利が低下し、不動産関連企業が資金を調達しやすくなった
東京五輪を控え首都圏の再開発、不動産投資信託向けの融資が増加
相続税対策としてのアパート経営が増えており、アパート融資も伸びた
住宅ローン金利も歴史的低金利を記録
2016年に入り長期金利が低下を続けており、日銀が採用したゼロ金利政策により過去にない超低金利となっています
その結果、住宅ローン金利も大幅な低下が進み、8月は史上最低金利を更新
住宅ローンを借りるなら今がチャンスとばかりに無理をしてまでも住宅ローンを組んでマイホームを購入する風潮も強まっている
また、住宅ローン融資の審査も甘くなっており、年収300万円以下、契約社員、派遣社員でも融資の審査が通りやすい状況ともなっている
こうした状況は将来的に住宅ローンが払えない、住宅ローン滞納となってしまい、住宅ローン破綻者が増えることに繋がると危惧される
2016/9