住宅ローン 払えない 変動金利 固定金利 どちらがお得か?

住宅ローン 払えない|変動金利型 固定金利型 どちらがお得か?

日銀がマイナス金利政策を導入したことを受け、住宅ローン金利が非常に低い水準に低下。

2016/4月、フラット35(長期固定金利型住宅ローン)の金利は、返済期間21年以上が1.2~1.8%で過去最低。20年以下では1.02~1・65%で、こちらも過去最低。
大手銀行の住宅ローン金利は、10年固定型の最優遇金利が年0.55~0.9%と1%を大きく下回る水準となっている。

住宅ローンでのマイホーム購入や借り換えのチャンスとも言えそうだ
しかし、金利だけでなく、自分のライフプランを考えながら、住宅ローンについても勉強し、様々な条件を含め総合的に判断して決めなくは、いくら金利が低いからといっても、将来住宅ローンが払えない滞納し、家を差し押さえられ競売に掛けられるといった事態になりかねない。

住宅ローンを借りるなら今がチャンスとばかりに将来のことも良く考慮せず住宅ローンを借りてマイホームを購入している人が多数いるが、その多くが、もし将来、金利が上昇し住宅ローン返済額が増加した場合の対応策は考えていないのだ。

住宅ローン返済中に金利変動の可能性がある変動型と固定期間選択型で住宅ローン融資を受けている人の4割~5割は金利変動リスクに関して、余り理解していないとのデータがある。

また、変動金利型で住宅ローンを借り入れている人の約25%は、もし金利が上昇したときは対応をどうするか考えていない、住宅ローンを払えなくなる可能性があるというデータがある。

変動金利型での住宅ローンのメリットは金利が低いこと。金利が低いので当初は元本が早く減ります。
住宅ローンを10年~15年で返済できる、もし金利が上がったら繰上げ返済もどんどん出来るという人は、変動でも構いません

しかし、変動金型にはもし金利が上昇した場合、返済額が大きく膨らみ、住宅ローンが払えないといった事態になるリスクもあります。

日常的に経済情勢や日銀の政策動向を確認し金利の動向をウォッチでき、今後、金利が上昇しそうな場合には返済額の見直し、固定金利型への切り替えなどの対処が自分でできる人なら住宅ローンが払えない滞納となるリスクも低いでしょう。

しかし、そういったことが出来ない人は将来、住宅ローンが払えないといった事態にならないためには、固定型を検討したほうが良いでしょう。

固定型は変動型より若干金利は高いですが、今は両方とも歴史的低金利であり、金利上昇リスクのない固定型を基本に検討すると良いでしょう。

2016/9

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