住宅ローン 払えない 住宅ローン 滞納|解決策 家計管理

住宅ローン 払えない 住宅ローン 滞納|解決策 家計管理

リストラ、給与削減、ボーナスのカット、残業手当の廃止など、会社の業績悪化により突然収入が減ることは有り得ます。変動金利で住宅ローン融資を受けている場合は、金利が上がると一気に月々の返済額が高くなり、住宅ローン払えない、住宅ローン滞納といった事態に陥ります。

今は金利が低水準であり、何とか住宅ローンを払えるとしても万一の場合は急に家計がピンチになり、住宅ローンが払えない、住宅ローン滞納となってしまう。決して珍しいことではありません。
住宅ローンの支払いが苦しくなった場合、どうすればよいのでしょうか。

一時的に住宅ローンの支払いが苦しい場合

一時的に住宅ローンが払えない、住宅ローン滞納してしまいそう、ボーナスが入れば返せせるといったように、一時的にお金が足りなくなった場合、銀行に総合口座持っていれば、定期預金を担保として簡単にお金を借りることができます。

金利は定期預金の金利プラス0.5%程度で、カードローン、キャッシングなどで借りるのと比較すると格段に低い金利で借入れすることができます。
一時的に借り入れするならカードローン、キャッシングとの比較では大変おすすめです。

終身死亡保険などの保険に加入している場合、生命保険契約者貸付制度でお金を借りることができます。解約返戻金の一定範囲からお金を借りられます。
生命保険契約者貸付制度を利用すれば、保険を解約しなくてもお金を用立てることができます。

保険料の支払いが苦しい場合は、払済保険制度というものがあります。
払済保険とは、契約中の終身保険、養老保険、学資保険、こども保険などを解約 する事なく支払いを済ませることです。払済保険に変更すると、保険料の支払いはなくなるものの、途中で保険料の払込を終える分、保険金額は低くなります。

住宅ローン払えない、住宅ローン滞納状態が一時的でない場合

給与の減額、ボーナスカットなどで住宅ローンの支払いが苦しい状態が続きそうな場合、一番のおすすめは、住宅ローンの借り換えです。

2016年の時点で住宅ローン金利は歴史的低水準、住宅ローンの借り換えにはとても良いタイミングです。金利が高い時期に住宅ローンを借りている場合は数百万円単位で支払額を減らせる場合があります。

住宅ローンの借り換えには繰り上げ返済手数料、事務手数料、印紙税など手数料が掛かります。金融機関によって異なりますが、10万円~60万円くらい掛かります。人によっては手数料分だけ支払い総額が高くなってしまう場合もありますので住宅ローン借り換えのときは専門家に相談し支払い総額のシミュレーションを行って貰う事が必要です。

住宅ローンを借り換えた方がメリットのあるケース
○金利差が0.5%以上ある
○住宅ローン残高が1000万円以上ある
○住宅ローン返済期間が10年以上ある

住宅ローンが払えない、住宅ローン滞納してしまいそう、住宅ローンの借り換えもできない、そういう場合は住宅ローンの支払いができなくなる、滞納する前にできるだけ早く行動することが大切です。

先ずは住宅ローンアドバイザーなど専門家に相談する。適切な解決策を提案して貰えます。また、借入先に相談することも大切です。月額の支払額を減らす、返済期間を延ばしてくれるなどのリスケジュールの対応をしてくれる可能性があります。

借入先に相談する場合、住宅ローンが払えず住宅ローン滞納してしまう前に相談するのがポイントです。支払いができなくなり滞納してからではあなたの信用が落ち、銀行側の対応も違ってきます。

住宅ローンが払えない、住宅ローン滞納、返済できない時には勇気を持って売却をすることが必要。時間が経過するごとに状況が悪化し競売といった最悪の事態になってしまいます。早い段階なら任意売却などで競売より良い条件で売却することが可能です。

夢のマイホームだから手放したくない気持ちは理解できますが、結論を先延ばしにすればするほど益々状況を悪化させることになるのです。

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